ウルセラは、皮膚の表面を開かずに超音波を決めた深さに集め、その点だけを温めて引き締まりをつくるリフティングです。施術当日よりも、数週間から数か月にわたってコラーゲンと弾性線維が組み直されると案内されています。
3行まとめ
1. ウルセラは、集束超音波で皮膚の決めた深さに熱点をつくり、その後コラーゲンと弾性線維が組み直されるようにする1回の施術です。
2. 眉毛を隠した写真採点で、施術90日後の高さが平均1.7mm上がり、受けた人自身の点数は医師の点数より低い値でした。
3. 痛みは中等度であり、一時的な筋力低下・感覚異常と、不適切な手技での熱傷が報告されるため、ペースメーカー・金属・開放創・重度のざ瘡を予定前に伝えます。
超音波を決めた深さに集め、熱点を作ります
ウルセラは、施術中に超音波画面で層を見ながらエネルギーを送ります。表面を冷やす冷却なしで、トランスデューサーが決めた深さにだけ小さな熱点を残す方式です。米国の規制機関は、この機器を眉毛を上げる、顎下・首のたるんだ組織、デコルテのしわ改善の用途で市販することを許可しました。
製造元職員が著者に入った組織研究では、トランスデューサーが示す1.5·3.0·4.5mmに熱点が生じ、90日目にその場所へコラーゲンをつくる細胞が集まり、新しいコラーゲンと弾性線維が増えました。数字はトランスデューサーの目盛りであり、実際の深さは人ごとに異なります。施術の流れは、相談とクレンジング、超音波で骨と層を確認、線に沿ってエネルギー伝達、直後の皮膚確認の順です。ショット数と部位が見積もりに反映される仕方は、皮膚科の価格比較案内で続けてご覧いただけます。
| 項目 | 確認された内容 |
|---|---|
| エネルギー | 集束超音波、表面冷却なし、施術中の層確認 |
| 市販用途 | 眉毛、顎下・首、デコルテのしわ |
| 研究が見た回数 | 1回の施術後の経過 |
| 写真採点の時点 | 主に90日、受けた人の点数は1年まで |
| 施術中の感覚 | 中等度の痛み、クリーム麻酔を用いた研究 |
| よくある反応 | 赤み、むくみ、圧痛 |
| まれに報告された反応 | 内出血、感覚異常、一時的な筋力低下、不適切な手技での熱傷 |
適用範囲はウルセラ施術案内で続けて確認し、高周波で真皮を広く加熱する方式との違いはウルセラとサーマクールの比較案内に別にあります。
眉毛と顎下で90日の変化が測定されました
額・こめかみ・頬・顎下・首を1回施術した研究では、90日の写真を隠して採点したとき、10人中8人以上で眉毛が上がったと見ました。平均の眉毛の高さは1.7mm上がり、参加者の90%を超える数は女性でした。直後の反応は一時的な赤みとむくみと記されています。
1回の施術だけを集めた文献整理では、医師が付けた点数基準の90日の引き締まり・しわ改善が10人中9人の水準であり、受けた人自身の点数は90日に10人中4人、1年に10人中5人で、医師の点数より低い値でした。その整理は女性を対象にした研究だけを集め、扱った最後の時点は1年でした。たるみの程度が大きい皮膚では反応が弱まったと整理されています。
製造元の研究費と職員著者がいる22人の資料では、1回の施術後に弾性の数値が4週には下がり、12週と24週に上がりました。 顎下・首を広げた市販要約では、70人のうち51人で顎下面積が減り、そのうち隠した評価者が変化を見た割合は5人中4人を超えました。下顔面を見た別の研究では、隠した評価者の10人中6人でたるんだ皮膚が良く見え、施術中の痛みは10点満点で6点前後でした。
| 時点 | 確認された変化 |
|---|---|
| 施術中〜当日 | 中等度の痛み、赤み |
| 数時間〜数日 | むくみ、線状浮腫、圧痛 |
| 4週 | 弾性の数値が一時下がった記録 |
| 90日 | 眉毛の高さ平均1.7mm、隠した採点 |
| 12~24週 | 弾性の数値が上がった記録 |
| 1年 | 受けた人の点数が90日より少し高い |
※ 4週・12・24週の弾性数値は、製造元の研究費が入った22人の資料です。1年は受けた人の点数を集めた最後の時点です。
コラーゲン層に熱を送る点はコラーゲンを増やす方法の案内でも扱い、首のしわだけを見るときは首のしわケア案内を続けて読みます。
痛みは中等度で、神経症状も報告されています
文献の集まりは、施術の痛みを中等度と記しました。製造元の研究費が入った集積分析の痛み点数は、10点満点で5点前後でした。使用説明書は、施術中の瞬間の不快、その後2時間から2日の間の不快、2日から2週の間の圧痛を記します。赤みは数時間、むくみは3時間から72時間、線状浮腫は1週間以内に引く方向へ案内されます。内出血はときどきあり、2日から2週です。
同じ説明書は、運動神経の炎症による一時的な筋力低下、感覚神経の炎症によるしびれ・無感覚が2週から6週以内に引く経過を記し、臨床試験で永久の顔面神経損傷の記録は0件でした。製造元職員が筆頭著者の安全整理は、よくある反応を圧痛・赤み・軽いむくみ、まれな反応を内出血・線状浮腫・感覚異常・筋力低下に分け、トランスデューサーを傾けたりジェルが溜まった状態で熱傷が出た事例を不適切な手技と結びました。市販後の自発報告には脂肪減少、数か月続く神経症状、水疱、色素変化も上がっています。
使用説明書が禁忌としたのは、施術部位の開放創、重度の嚢胞性ざ瘡、ペースメーカーなど作動中の植込み機器、金属インプラントです。フィラー・機械インプラントの直上、既存のケロイドの上、目・まぶた・眼窩縁の内側、甲状腺・大きな血管は、エネルギーを送らない位置と記されています。妊娠・授乳を対象にした評価資料は、まだ公開されていません。一般的な有害反応への対応は、施術の安全案内でも確認できます。
当日使うトランスデューサーと避ける部位を確認します
次の5つは、施術前に答えを得ておく項目です。
- □ 当日使う機器がウルセラ正規品か、別の集束超音波か
- □ 眉毛・顎下・首・デコルテのうちどこを扱うか、画面で骨を避けるか
- □ 痛みが大きくなったときにエネルギーを下げる基準
- □ ペースメーカー・金属・フィラーの位置・重度のざ瘡・開放創を予定前に伝えたか
- □ 90日の写真を同じ角度で比べたあと、次の日程を見るか
よくある質問
Q1. ウルセラは痛いですか?
エネルギーを入れる瞬間に不快が来ます。眉毛の研究ではクリーム麻酔を塗ったあと施術しました。
Q2. 何回受けますか?
眉毛・顎下を測定した資料は、1回の施術後の経過を見ました。繰り返すかどうかは、90日の写真を同じ角度で比べたあと決めます。
Q3. 効果はどのくらい続きますか?
受けた人の点数を集めた最後の時点は1年です。その点数は90日より1年で少し高く、医師の点数より低い値でした。
Q4. フィラー・サーマクールと一緒に受けてもよいですか?
使用説明書は、フィラーの直上にエネルギーを送ることを推奨一覧から外しています。 サーマクールとはエネルギーの種類が異なるため、順番と位置を先に決め、履歴はフィラー・ボツリヌムトキシン・リフティング歴の相談案内に合わせて伝えます。
Q5. 誰が日程を遅らせる必要がありますか?
施術部位の開放創、重度の嚢胞性ざ瘡、ペースメーカーなど作動中の植込み機器、金属インプラントは、使用説明書の禁忌です。目の周囲と甲状腺にはエネルギーを送りません。
結果・持続・適合の可否は、お一人おひとりの肌状態・年齢・生活習慣によって差があり、同じ結果をお約束することはできません。
施術には一時的な赤み・むくみなどの副反応が生じる可能性があり、禁忌事項がある場合もありますので、事前カウンセリングでご確認ください。
本記事は一般的な情報のご案内であり、個別の診療に代わるものではありません。ご自身の状態に合わせた診断・施術はカウンセリングでご確認ください。
根拠資料
- 米国の規制機関、ウルセラ眉毛用途の分類書簡
- 米国の規制機関、顎下・首用途の市販要約
- 米国の規制機関、デコルテしわ用途の市販要約
- 製造元使用説明書 (Ulthera System)
- Alam Mほか(2010)、J Am Acad Dermatol: Ultrasound tightening of facial and neck skin: a rater-blinded prospective cohort study(PMID 20115948)
- Contini Mほか(2023)、Int J Environ Res Public Health: A Systematic Review of the Efficacy of Microfocused Ultrasound for Facial Skin Tightening(PMID 36674277)
- Marquardt Kほか(2025)、J Cosmet Dermatol: Microfocused Ultrasound With Visualization Induces Remodeling of Collagen and Elastin Within the Skin(PMID 39545626)
- Kerscher Mほか(2019)、Clin Cosmet Investig Dermatol: Skin physiology and safety of microfocused ultrasound with visualization for improving skin laxity(PMID 30666145)
- Hitchcock TMほか(2014)、J Cosmet Dermatol: Review of the safety profile for microfocused ultrasound with visualization(PMID 25399626)
- Amiri Mほか(2025)、Aesthet Surg J: Microfocused Ultrasound With Visualization (MFU-V) Effectiveness and Safety: A Systematic Review and Meta-Analysis(PMID 39540440)
- Oni Gほか(2014)、Aesthet Surg J: Evaluation of a microfocused ultrasound system for improving skin laxity and tightening in the lower face(PMID 24990884)
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