エクソソーム vs リジュラン、何が違う?
肌の再生やキメのケアを調べていると、「エクソソーム」と「リジュラン(Rejuran)」という二つのキーワードによく出会いますよね。どちらも「肌の再生」という似た言葉で紹介されるため、いざ「この二つは正確に何が違うのか」と尋ねられると、整理された情報を見つけるのは簡単ではありません。成分も、規制上の分類も、エビデンスのレベルも互いに異なる施術なのです。
今回は、江南島山大路にあるCelliniqueのキム・ゴヌ院長が、この二つの施術をどのように区別してカウンセリングしているのかを整理してお伝えします。Celliniqueは両方の施術を扱っているため、「どちらが優れているか」ではなく、「どのような目的・肌状態にはどちらを併せて検討するか」という視点でご案内します。一方が他方より優れているといった比較は行いません。
3行まとめ
1. リジュランはPN(ポリヌクレオチド、サケ由来DNA)成分で、2014年に韓国食品医薬品安全処(MFDS)の医療機器品目許可(14-825)を取得した組織修復用生体材料です。エビデンスが比較的明確です。
2. エクソソームは現在、韓国国内では主に化粧品に分類されており、肌施術用の医薬品・医療機器として許可を受けた製品は確認されていません(米国FDAの承認履歴も確認できません)。幹細胞治療ではなく、細胞培養液などから分離した物質を活用するケアとして、保守的に理解するのが正確です。
3. 二つの施術はいずれも、変化の程度・持続期間・適合の可否が個人の肌状態・年齢・生活パターンによって差が大きく、同一の結果を保証することはできず、どちらが合うかは事前カウンセリングで決定します。
1. ひと目でわかる比較表

まずは二つの施術の違いを表で整理してみましょう。下の表は方向性と分類の違いを理解するための一般的なご案内であり、優劣をつけるためのものではありません。ご自身にどの施術が適しているかは、事前カウンセリングで個人の条件に合わせて決定します。
| 区分 | リジュラン (Rejuran) | エクソソーム (Exosome) |
|---|---|---|
| 主成分 | PN(ポリヌクレオチド)、サケ由来DNA | 細胞培養液などから分離したエクソソーム(細胞外小胞) — 製品ごとに由来・組成が異なる |
| 作用の方向性(知られている説明) | 真皮の環境で肌自体の再生・弾力回復を助けるとされる | 肌のコンディショニング・再生補助の方向で紹介されるが、標準化された臨床エビデンスはまだ限定的 |
| 韓国国内の規制分類 | 韓国食品医薬品安全処(MFDS)の医療機器品目許可(14-825、2014、組織修復用生体材料) | 主に化粧品に分類 — 肌施術用の医薬品・医療機器許可製品は確認されていない |
| 海外承認 | 韓国国内の許可範囲で記述(米国FDA承認の有無は別途確認が必要) | 米国FDA承認のエクソソーム製品はなし(FDAが警告措置を行った事例あり) |
| 主に検討される目的 | 肌のキメ・弾力など、肌自体のコンディションの段階的なケア | 他の施術後の回復・鎮静補助、キメ・トーンのコンディショニング補助など(目的別のカウンセリング) |
| 変化の観察方法 | 時間をかけた段階的な観察、個人差が大きい | 段階的な観察、個人差が大きい — エビデンスの限界から保守的にご案内 |
| 持続期間 | 一律に断定するのは難しい(個人差) | 一律に断定するのは難しい(個人差、エビデンスの制限) |
規制分類の列を具体的に確認すると、リジュランはパマリサーチ(PharmaResearch)のPN(ポリヌクレオチド、サケ由来DNA)を基盤とする組織修復用生体材料で、韓国食品医薬品安全処(MFDS)の医療機器品目許可(14-825、2014年)を取得しており、許可された適応は「成人の顔面のしわを一時的に改善」です(出典:韓国食品医薬品安全処 医療機器品目許可)。エクソソームは韓国国内で主に化粧品として分類され、MFDSの医薬品・医療機器の認可・許可の管理対象でない場合が多く、肌施術用の医薬品・医療機器許可製品は確認されていません(出典:デイリーファーム報道)。米国FDAで肌施術の目的で承認されたエクソソーム製品はなく、FDAが一部の製品に警告措置を行った事例が報告されています(出典:U.S. FDA)。効果・変化の程度・持続期間には個人差があります。
2. リジュランはどんな施術ですか?
リジュランはPN(ポリヌクレオチド、polynucleotide)を中心としたスキンブースター系です。PNはサケのDNAから抽出・精製した成分として知られており、Celliniqueのカウンセリングルームでは「水分を満たすだけの施術」ではなく、肌の再生・回復の方向性の施術としてご案内することが多いです。
リジュランの最大の特徴は、規制上の位置づけが比較的明確であるという点です。韓国食品医薬品安全処(MFDS)の医療機器品目許可を取得した組織修復用生体材料なので、成分・適応が許可文書で確認できます。ただし肌の再生は時間をかけて進む過程であるため「一度で完成する」施術とは距離があり、持続期間・変化の程度は個人の条件によって差が大きく、一律の数値で断定するのは難しいです。
リジュランそのものの原理・製品ライン・施術の流れがさらに気になる方は、リジュランヒーラー完全ガイドで詳しく整理していますので、あわせてご参照ください。
ひと言まとめ
サケ由来DNAのPNを基盤に、肌の再生・回復の方向性を扱う、韓国食品医薬品安全処(MFDS)の医療機器許可を取得したスキンブースターです。適合の可否と持続の期待は個人の条件によって異なるため、事前カウンセリングで決定します。
3. エクソソームはどんな施術ですか?(規制の観点をまず)
エクソソーム(Exosome)は、細胞が分泌するごく小さな細胞外小胞(extracellular vesicle)を指す言葉です。肌の領域では、細胞培養液などから分離したエクソソームを活用した製品・ケアが「肌の再生補助」の方向で紹介されることがあります。ただし、ここでまず押さえておくべきなのは規制上の分類です。
現在、韓国国内で肌の領域のエクソソームは主に化粧品に分類される場合が多く、肌施術用の医薬品・医療機器として許可を受けたエクソソーム製品は確認されていません。そのためCelliniqueでは、エクソソームをご案内する際に効能を断定せず、「エビデンスがまだ積み重なっている途中の補助的ケア」という保守的な観点でご説明します。米国FDAでも、肌施術の目的で承認されたエクソソーム製品はない状態です。
もう一つ、はっきりさせておくべき点があります。エクソソームは「幹細胞治療」や「幹細胞注射」ではありません。細胞が分泌する物質(細胞外小胞)を分離して活用するものであり、幹細胞そのものを移植・注入するものではありません。一部で「幹細胞」という言葉でまとめて説明される場合がありますが、これは正確な表現ではなく、Celliniqueではそのようにはご案内しません。
規制の状況をより具体的に確認すると、デイリーファームの報道によれば肌の領域のエクソソームは化粧品として登録され、MFDSの医薬品・医療機器の認可・許可の管理対象でない場合があり、化粧品は製造段階を別途審査しないというMFDSの立場もあわせて報道されています。米国FDAで肌・美容目的で承認されたエクソソーム製品はなく、一部の製品を未許可の医薬品・生物学的製剤とみなして警告した事例が報告されています(出典:U.S. FDA)。効能・持続期間などの具体的な数値は標準化されたエビデンスが限定的なため断定せず、個人差があります。
ひと言まとめ
細胞外小胞を活用する補助的ケアで、韓国国内では主に化粧品に分類されます。医薬品・医療機器の許可製品は確認されていないため効能を断定せず保守的にご案内し、幹細胞治療とは区別します。
4. 成分・メカニズムはどう違いますか?

二つの施術は「肌の再生」という大きな方向性は似たように紹介されますが、出発点となる成分と知られている作動の仕組みが異なります。
| 項目 | リジュラン | エクソソーム |
|---|---|---|
| 成分の正体 | PN(ポリヌクレオチド) — サケのDNAから抽出・精製した高分子 | エクソソーム(細胞外小胞) — 細胞培養液などから分離、製品ごとに由来・組成が異なる |
| 知られている作用の方向性 | 真皮の環境で肌の再生・弾力回復を助けるとされる(臨床文献の報告が存在) | 肌のコンディショニング・再生補助の方向で紹介されるが、標準化された臨床エビデンスは限定的 |
| エビデンスのレベル | 医療機器許可+臨床文献など、比較的蓄積されている方 | 製品・研究ごとにばらつきが大きく、肌施術の標準的エビデンスは積み重なっている途中 |
そのためCelliniqueでは、二つの施術を同じ土俵に置いて「どちらがより強いか」で比較しません。リジュランは規制・エビデンスが比較的明確なスキンブースター、エクソソームはエビデンスが積み重なっている途中の補助的ケアであるという点をまず理解したうえで、ご自身の目的に応じて検討するのが現実的です。
5. どんな目的・お悩みにどちらを併せて検討しますか?
「私の肌にはエクソソームが合うのか、リジュランが合うのか?」よくいただくご質問です。Celliniqueでは「どちらがより人気か」ではなく「どんな目的にはどちらの方向性がより合うか」という観点で見ていきます。以下は理解を助けるための一般的なご案内であり、実際の適合の可否は事前カウンセリングで個人の条件に合わせて決定します。
リジュランを併せて検討する場合
- 肌のキメ・弾力など肌自体のコンディションを時間をかけてケアしたい方
- 規制・エビデンスが比較的明確な施術を好まれる方
- 長期的な肌の品質管理の流れの中で施術を検討されている方
エクソソームを併せて検討する場合
- 他の施術後の回復・鎮静補助の観点から補助的ケアを併せて考えている方
- 補助的・コンディショニングの性格のケアとして理解し、エビデンスの限界を十分に認識された方
大切なのは、この二つが互いの代替品ではないという点です。目的が異なれば片方だけを検討することも、他の施術と順序を合わせて組み合わせを検討することもあります。ただしエクソソームはエビデンスが限定的である分、効能を期待するよりも「補助的ケア」という前提で慎重にアプローチすることをお勧めします。いずれの場合も、適合の可否は事前カウンセリングで個人の条件に合わせて決定します。
6. 安全性・注意事項はどう違いますか?
二つの施術はいずれもれっきとした医療領域のケアであるため、「リスクがまったくない」と申し上げることはできません。注入を伴うケアの特性上、一時的な腫れ・赤み・内出血・圧痛などが生じることがあり、個人の回復力によって差があります。
特にエクソソームは製品ごとに由来・組成・管理基準のばらつきが大きい可能性があり、何をどのような基準で使用するのかを事前カウンセリングで十分に確認することが重要です。Celliniqueは二つの施術いずれも、カウンセリング・部位の設計・施術後の点検に十分な時間をかけ、エビデンスが限定的なケアはその限界を明確にご案内したうえで、実施の可否を一緒に決定します。
二つの施術に共通して、事前にお知らせいただきたい事項
- 妊娠・授乳の有無(ご予定の場合も)
- 服用中の薬剤(特に抗凝固薬・抗血小板薬・免疫抑制剤)
- アレルギー歴(麻酔薬リドカインを含む)
- 活動性の感染症・自己免疫疾患の既往
- 最近受けた他の施術(間隔・順序の調整が必要な場合があります)
すべての施術に共通して適用される副作用・救急対応・非適応・感染管理の基準は、Cellinique 施術の安全に関するご案内のページでご確認いただけます。二つの施術を検討中であれば、施術前に一度目を通されることをお勧めします。
7. Celliniqueが二つの施術を扱う方法
Celliniqueは江南区島山大路のアンチエイジング皮膚科です。二つの施術はいずれも注入の深さ・部位の設計と回復の流れが結果に影響を与えるため、医療スタッフによる一貫した管理と正確な情報の伝達を重要視しています。
そのため、キム・ゴヌ院長が事前カウンセリングから施術・施術後の点検まで直接担当します。特にエクソソームのようにエビデンスが積み重なっている途中のケアは、効能を誇張せず、規制分類・エビデンスの限界をまずご説明したうえで、ご自身の目的に合うかを一緒に判断します。「有名だから無条件に」ではなく、「ご自身の肌と目的に実際に合うか」が基準です。
よくあるご質問 (FAQ)
Q1. エクソソームとリジュラン、結局何が違うのですか?
最大の違いは成分と規制上の分類です。リジュランはPN(ポリヌクレオチド、サケ由来DNA)成分で韓国食品医薬品安全処(MFDS)の医療機器品目許可(14-825、2014年)を取得した組織修復用生体材料なので、エビデンスが比較的明確です。一方エクソソームは韓国国内で主に化粧品に分類され、肌施術用の医薬品・医療機器許可製品は確認されていないため、効能を断定せず補助的ケアとして保守的にご案内します。
Q2. エクソソームの方が新しいから効果がより良いのではないですか?
「新しい」という点が、そのまま「効果がより良い」という意味にはなりません。エクソソームは肌の領域で標準化された臨床エビデンスがまだ積み重なっている途中なので、Celliniqueでは効能を断定せず限界もあわせてご案内します。どちらがより優れていると申し上げるよりも、目的別にどちらの方向性がより合うかをカウンセリングで一緒に見ていくのが現実的です。
Q3. エクソソームは幹細胞施術ですか?
いいえ。エクソソームは細胞が分泌する細胞外小胞(小さな粒子)を分離して活用するケアであり、幹細胞そのものを移植・注入する幹細胞治療・幹細胞注射ではありません。一部で「幹細胞」という言葉でまとめて説明されることもありますが、正確な表現ではないため、Celliniqueではそのようにはご案内しません。
Q4. 二つの施術を一緒に受けてもよいですか?
目的が異なれば、順序を合わせて組み合わせを検討することができます。ただし複数の施術を同じ時期に「まとめて」行うのではなく、間隔と順序を合わせて設計してこそ安全です。特にエクソソームはエビデンスが限定的である分、補助的ケアという前提で慎重にアプローチし、現在受けていらっしゃる施術・薬剤を事前カウンセリングでお知らせいただければ、一緒に調整いたします。
Q5. 効果はいつから感じられ、どれくらい持続しますか?
二つの施術はいずれも施術直後に完成するものではなく、時間をかけて段階的に変化を見ていく方向でご案内します。変化の程度・持続期間は個人の肌状態・年齢・生活パターンによって差が大きい方なので、同一の結果や決まった期間を保証することは難しいです。特にエクソソームは標準的なエビデンスが限定的なため、より一層保守的にご案内します。ご自身が期待できる方向性は、事前カウンセリングで十分にご案内を受けられることをお勧めします。
Q6. では私にはどちらが合いますか?
肌状態・目的・期待値によって異なります。規制・エビデンスが比較的明確な施術を好まれるならリジュランを、他の施術後の回復・コンディショニング補助の観点ならエクソソームを併せて検討することもあります。ただしどちらも「正解」が決まっているわけではないので、初回カウンセリングでご自身の肌と目標を一緒に見たうえで決定されることをお勧めします。カウンセリングだけをご希望でも、02-6203-3434またはカカオトークでお気軽にお問い合わせください。
まとめ
エクソソームとリジュランは「どちらも肌の再生」という言葉で似たようにまとめられますが、成分・規制分類・エビデンスのレベルが互いに異なる施術です。リジュランは韓国食品医薬品安全処(MFDS)の医療機器許可を取得したPN基盤のスキンブースターでエビデンスが比較的明確であり、エクソソームは主に化粧品に分類され、エビデンスが積み重なっている途中の補助的ケアです。どちらが優れているかというより、ご自身の目的にどちらの方向性が合うかが基準です。
Cellinique(江南島山大路)では、キム・ゴヌ院長が初回カウンセリングから施術・施術後の点検まで直接担当し、エビデンスが限定的なケアはその限界を明確にご案内したうえで一緒に決定します。リジュランをもっと知りたい方はリジュランヒーラー完全ガイド、エクソソームをもっと知りたい方はエクソソーム施術完全ガイドをあわせてご参照いただき、共通の安全基準はCellinique 施術の安全に関するご案内でご確認いただけます。
必ずご確認ください
- 個人差: 結果・持続・適合の可否は個人の肌状態・年齢・生活パターンによって差があり、同一の結果を保証することはできません。
- 副作用の可能性: 施術には一時的な紅斑・浮腫などの副作用の可能性があり、禁忌事項がある場合もあるため事前カウンセリングで確認します。
本コンテンツは一般的な健康情報の提供を目的としており、施術の適合性・期待効果は必ず専門医との事前カウンセリングを通じて決定してください。
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