Re2Oは、提供を受けた人の皮膚から細胞を取り除いた無細胞真皮基質(hADM)を注射で入れるスキンブースターです。皮膚が自らコラーゲンをつくり直すのを待つよりも、すでに存在する組織の骨格を補うことに近いものです。
3行まとめ
1. 同一人物の顔の片側にはRe2Oを混ぜた注射を、反対側にはヒアルロン酸のみを入れて比較しました。
2. 密度・弾力・しわ・毛穴・水分の指標はRe2Oを混ぜた側でより動き、観察はおよそ5か月まででした。
3. その注射器にはヒアルロン酸と生理食塩水・麻酔成分も入っており、試験製品は製造元が提供しました。
Re2Oが入れる材料
スキンブースターという名称が同じでも、注射器に入る材料は異なります。Re2Oが入れるのは生きた細胞ではなく、提供真皮から細胞を取り除いたあとに残ったコラーゲン・エラスチンの骨格です。材料と製造の過程はRe2Oスキンブースターガイドで、骨格が弱まる理由はECMブースターのご案内で続けてご覧いただけます。
効果を述べるときは、「刺激がどれほど強いか」よりも、補った骨格が顔でどのように現れたかを見るほうが適切です。以下は、その顔の比較から出た結果です。
人の顔で変化した指標
韓国の研究チームは、頬のきめが均一でない成人の顔を左右に分け、片側にはRe2Oをヒアルロン酸・生理食塩水・麻酔成分と混ぜた製剤を、反対側にはヒアルロン酸スキンブースターのみを入れました。真皮中層に同じ量を入れ、著者のうち1名は製造元の製品開発顧問を務めていました。
| 見た指標 | 左右比較で見られた変化 |
|---|---|
| 密度・ボリューム | Re2Oを混ぜた側でより上がりました |
| 弾力 | 早い時点と観察の終盤に、反対側との差がより大きくなりました |
| しわ | ほうれい線・目の下のしわの深さがより浅くなりました |
| 毛穴 | 中盤以降から、縮小した幅がより大きくなりました |
| 水分・バリア | 中盤から、水分と水分損失の指標が反対側より良好でした |
| 目元・頬ライン | 5か月の時点でより上がったと測定されました |
※ 試験製品は製造元が提供しました。結果は混合製剤全体に対する左右比較であり、Re2Oを単独で入れたときの値は別に測定していません。
変化はいつ、何回で見られますか
試験計画では1か月間隔で3回入れました。皮膚の測定は注射後1週から始まり、およそ5か月の時点まで続きました。
| 時期 | 顔で見られた流れ |
|---|---|
| 比較的早く | 密度で左右差が現れ、弾力の差もこの時点で見られました |
| 中盤以降 | 毛穴・水分・バリア指標の左右差がよりはっきりしました |
| およそ5か月 | 測定が終わった時点です。その翌月の維持はこの試験では測定していません |
1回だけ入れたときの値は、この資料では扱っていません。実際の回数と間隔は、部位と皮膚の状態に合わせて改めて組みます。進行の流れはRe2Oスキンブースター総合ガイドをご覧ください。
施術後の反応と事前にお伝えいただくこと
同じ観察期間に、重大な有害事象の報告件数は0件でした。現れた反応は一時的な赤みと軽いむくみで、別途の処置なく落ち着きました。
試験製剤には麻酔成分が入っていました。実際の施術でどの麻酔を用いるかは、施術前にお尋ねください。
次の条件に当たる場合、その試験には入れませんでした。授乳中、自己免疫疾患、強いアレルギーの既往、直近の顔のフィラー・ボツリヌス・レーザー、直近の抗凝固薬使用です。該当する場合は、施術前に先にお知らせください。共通の注意事項は施術の安全案内にもまとめています。
変化を確認する方法
効果がご自身の予定と合うかを見るには、まず本日使う注射器と回数を照合します。
- □ 本日使う注射器に、Re2O以外にヒアルロン酸がどの程度混ざるか
- □ 何回を何週間隔で行うか、1回のみの資料か
- □ 案内する維持期間が5か月を超えるか、その根拠がどの製剤か
- □ 直近の顔の施術・授乳・アレルギー・服用薬をすでに伝えたか
- □ 施術後の赤み・むくみを何日とみるか
材料が異なる施術を並べて見る比較は、Re2Oとリジュランの比較をご覧ください。人体由来素材の同意項目は人体組織由来素材の相談ガイドにあります。
よくある質問
Q1. 施術は痛いですか?
注射施術であるため、チクッとする感覚はあります。疼痛スコアはこの試験報告には掲載されていませんでした。
Q2. 1回だけ受けてもよいですか?
試験は1か月間隔3回を前提に変化を測りました。実際の回数は、部位と皮膚のきめを見て改めて組みます。
Q3. 効果はどのくらい続きますか?
皮膚が動いた値を測った最後の時点はおよそ5か月です。その翌月の維持はこの試験では測定していません。より長い期間を案内された場合は、根拠となった製剤を確認してください。
Q4. ほかの顔の施術と一緒に受けてもよいですか?
試験期間中は、フィラー・ボツリヌス・レーザーなどほかの顔の施術を併用しない条件でした。実際の併用は、以前の施術歴を見て順序を決めます。
Q5. 誰が受けてはいけませんか?
試験に入れなかった条件は、授乳中、自己免疫疾患、強いアレルギー、直近の顔の施術、直近の抗凝固薬です。該当する場合は、施術前にお知らせください。活動性の炎症や感染も、同じ場で確認します。
結果・持続・適合の可否は、お一人おひとりの肌状態・年齢・生活習慣によって差があり、同じ結果をお約束することはできません。
施術には一時的な赤み・むくみなどの副反応が生じる可能性があり、禁忌事項がある場合もありますので、事前カウンセリングでご確認ください。
本記事は一般的な情報のご案内であり、個別の診療に代わるものではありません。ご自身の状態に合わせた診断・施術はカウンセリングでご確認ください。
根拠資料
- PMID 41828422 (PMC12985180) — 要旨・本文を確認。20名の左右比較、Re2O+ヒアルロン酸+生理食塩水+麻酔の混合 vs ヒアルロン酸、20週。密度・弾力・しわ・毛穴・水分などが試験群でより動いた。重大な有害事象0件、一時的な紅斑・むくみ。限界: 小規模・短期・混合製剤、製造元の製品提供、著者中に製造元顧問。撤回・懸念表明なし(Europe PMC)。
- ClinicalTrials.gov NCT07155278 — 登録記録を確認。上記と同じ試験。1か月間隔3回、試験群はRe2O+ヒアルロン酸。除外: 授乳、自己免疫、強いアレルギー、直近の顔の施術、抗凝固薬。限界: 結果表ではなく計画・適格基準。
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出典
現在の状態に合う施術相談
現在の健康状態と過去の施術歴を確認したうえで、検討可能な選択肢と限界をご案内します。



