Re2Oスキンブースターは、提供を受けた人の皮膚から細胞を取り除いた無細胞真皮基質(hADM)を、注射で入れられるよう細かくして入れる施術です。生きた細胞を入れる幹細胞施術とは出発点が異なります。
相談で先に分かれる質問は、効果の順位ではなく今日の注射器に何が入るかです。原料の加工はRe2O原料のご案内で、皮膚の中の支持材料の原理はECMブースターのご案内で続けてご覧いただけます。
3行まとめ
1. Re2Oは、細胞を除去した提供真皮を細かくして入れるスキンブースターです。
2. 公開されている人を対象にした試験は、Re2Oをヒアルロン酸・生理食塩水・麻酔薬と混ぜて入れており、軽い赤みとむくみは処置なしで落ち着きました。
3. 相談では製品名、混ぜる成分、回数、妊娠・感染・服用薬を先に確認します。
注射器に入る材料
同じ名称でも、注射する材料は製品ごとに異なります。製造元の製品案内は、Re2Oを粒子型無細胞同種真皮150mgとして紹介しています。皮膚の中の網である細胞外基質(ECM)をなすコラーゲン・エラスチン・タンパク質が残っている組織です。報道によれば、原開発はL&C Bio、国内供給はHumedixです。
国内では人体組織として管理する製品です。ドナーの選別と加工記録は、相談で製品文書とあわせて確認します。人体由来の素材を使う前に尋ねる項目は、人体組織由来素材の相談案内に別にまとめてあります。
施術当日の流れ
相談で皮膚と施術歴、服用薬を確認したあと麻酔をし、真皮に入れます。公開されている人を対象にした試験は真皮中層を狙って注入しました。当日の所要と回数の案内は、Re2O施術のご案内で確認できます。
| 段階 | 当日に行うこと |
|---|---|
| 相談 | 皮膚の状態、最近の顔の施術、服用薬・アレルギーを確認します。 |
| 麻酔 | クリーム麻酔を用いることが多く、試験製剤にも麻酔成分が入っていました。 |
| 注入 | 真皮に入れます。実際の注射器に何を混ぜるかは、下の表で照合します。 |
| 直後 | 赤み・むくみを確認し、洗顔・化粧・運動の再開時期は当日の書面案内に従います。 |
試験に使われた製剤と、今日受ける製剤
人を対象にした試験で比較したのは、Re2Oをヒアルロン酸スキンブースター・生理食塩水・麻酔薬と混ぜた製剤で、反対側はヒアルロン酸のみを入れました。同じ論文で著者の1名は製造元の製品開発顧問を務め、試験品は製造元が提供しました。
| 項目 | 公開されている人を対象にした試験 | 相談で照合すること |
|---|---|---|
| 注射器の構成 | Re2Oをヒアルロン酸・生理食塩水・麻酔薬と混合 | 今日実際に入れる混合成分 |
| 入れる層 | 真皮中層、自動注入器 | 使用機器と深さ |
| 観察期間 | 施術後およそ5か月 | その後の確認日程 |
※ 試験は小規模で、混合製剤です。5か月以降の有害事象は、この資料の範囲外です。今日混ぜる構成が試験と異なる場合、回復の経過をその観察期間にそのまま当てはめません。
リジュラン(PN)やヒアルロン酸ブースターとの位置づけは、Re2Oとリジュランの比較、スキンブースター案内で続けてご覧いただけます。
施術翌日から見る反応
同じ試験で重大な有害事象は0件と集計されました。現れた反応は一時的な赤みと軽いむくみで、処置なしで落ち着きました。腫れが大きくなる、熱感が生じる場合は、案内された連絡経路で評価を受けます。
皮膚指標の数値は、Re2O効果の詳細分析で確認できます。
施術前に確認しておく項目
以下をそのまま尋ねると、今日受ける施術が試験に使われた製剤と同じかどうかを見分けられます。相談記録に製品名と混合成分を残しておくと、その後の確認でも同じ製剤かどうかを確かめられます。
- □ 正確な製品名がRe2O(Elravie Re2O)か、製造・供給元はどこか
- □ 今日の注射器にRe2Oのほかヒアルロン酸・生理食塩水・麻酔薬が混ざるか
- □ 何回・どの間隔で行うか、試験の観察期間とどう異なるか
- □ 最近の顔のフィラー・トキシン・レーザー、妊娠・授乳、自己免疫、抗凝固薬、活動性感染、強いアレルギー
- □ 想定される赤み・むくみのほか、すぐに連絡すべき症状と連絡経路
よくある質問
Q1. 痛みはありますか?
試験製剤には麻酔成分が入っており、クリニックではクリーム麻酔を用いることが多いです。公開試験は疼痛スコアを別に記載していませんでした。
Q2. 何回受けますか?
回数は皮膚の状態と目標に合わせて決めます。試験の登録情報は、1か月間隔で3回と記載していました。
Q3. どのくらい持続しますか?
相談で聞いた持続期間が、試験が測った最後の時点と同じかどうかを確認します。その最後の時点は、施術後およそ5か月です。
Q4. リジュランと一緒に受けてもよいですか?
材料が異なるため、同じ日にまとめて入れません。間隔と順序を合わせたうえで、次の日程を組みます。
Q5. 予定を延期するのはどのような場合ですか?
妊娠・授乳、活動性感染、自己免疫、抗凝固薬、強いアレルギーがある場合は、日程を組み直します。共通の注意事項は施術の安全案内で確認できます。
結果・持続・適合の可否は、お一人おひとりの肌状態・年齢・生活習慣によって差があり、同じ結果をお約束することはできません。
施術には一時的な赤み・むくみなどの副反応が生じる可能性があり、禁忌事項がある場合もありますので、事前カウンセリングでご確認ください。
本記事は一般的な情報のご案内であり、個別の診療に代わるものではありません。ご自身の状態に合わせた診断・施術はカウンセリングでご確認ください。
根拠資料
- Lee YIほか(2026)、Int J Mol Sci: Injectable Particulated Human Acellular Dermal Matrix Booster for Skin Restoration: An Integrated Randomized, Split-Face, Double-Blinded Clinical Trial and Preclinical Study(PMID 41828422)
- 同じ試験の登録情報(NCT07155278)
- Rho NKほか(2024)、Arch Plast Surg: Injectable "Skin Boosters" in Aging Skin Rejuvenation: A Current Overview(PMID 39544509)
- L&C Bio Re2O製品案内
- The Bio:L&C Bio–Humedix供給契約の報道(2024.11.18)
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